オートファジーとは?ー細胞の若返り効果とデトックス
断食(ファスティング)や運動で活性化するといわれている、
「オートファジー」
アンチエイジングや、生活習慣病の予防・改善が期待できる細胞のリサイクル機構。
断食の記事などで取り上げてはいますが、解説します!
オートファジーとは?
2016年大隅 良典教授がノーベル生理学・医学賞を受賞しています。
細胞内小器官「リソソーム」が細胞内の要らないゴミを吸収・再利用する。
自食作用ともいわれます。
体はタンパク質でできています。オートファジーは細胞内のゴミ・はたまた病原菌などを取り込んでアミノ酸(タンパク質の原料)に分解、それを体はタンパク質に再合成します。
人間が必要なたんぱく質(合成されているたんぱく質)は200g以上といわれています。
それに対してよく言われるたんぱく質の摂取量は成人男性で60~80g。
さて、足りない分は・・・・・?
そう!オートファジーでリサイクルされているんですねぇ~。
オートファジーが活性化する条件
①飢餓状態・特にタンパク質(アミノ酸)と糖質の枯渇
②低酸素状態(運動)
オートファジーを止めてしまう要因
多量のアミノ酸(プロテイン)と糖質(インスリン)がオートファジーを止めてしまいます。
オートファジーを活性化させたいならプロテインと糖質はNG
複合糖質でインスリンが出ない程度に摂取するのはOKとされています。
オートファジーの活性化で起こる事
いわゆるアンチエイジング効果が期待できます。その他生活習慣病の予防・改善効果もあります。
主に以下の3つです。
①エネルギー効率がUP
細胞内小器官、ミトコンドリアが新しくなります。
ミトコンドリアはエネルギーを生産する器官。効率の悪いミトコンドリアは活性酸素を生み出します。活性酸素は老化の原因です。
②内臓の修復
内臓の自己修復機能が高まり、内臓が蘇ります。
③高血圧の改善
血管内のプラークが除去される為、血管の健康が保たれます。
普段の生活でオートファジーを活性化させるには?
①断食
16時間でオートファジーが活性化します。
断食三日目がオートファジーが最大活性になるらしいです。
断食の記事はコチラ
②HIIT
HIITとは、「High Intensity Interval Training(高強度インターバルトレーニング)」の略で、負荷の高い運動と小休憩を繰り返すトレーニング法のこと。
やり方は色々あるので動画で検索がオススメ。(私はやらないけど。)
まとめ
オートファジーを活性化するには
16時間以上の断食と運動。
または2つを組み合わせてもいいですね。
生活に上手く取り入れて若返りとデトックスしましょう。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません