腸が漏れる?リーキーガットとは―原因と対策

当ブログではちょくちょく出てくる「リーキーガット・腸漏れ」
詳しく深堀していきます。

リーキーガットが様々な病気の原因・発症因子となっているのです。
超重要。腸重要。

以下リーキーガットが引き起こすと言われている病気抜粋。
こんな症状がある方はリーキーガットを疑ってください。

片頭痛 線維筋痛 不安障害 うつ病 嚢胞性座瘡 酒さ 慢性疲労 
喘息 化学物質過敏症 不眠症 慢性アレルギー 慢性疼痛
双極性障害 貧血 関節痛/関節炎 思考力の低下
認知機能障害 むずむず脚症候群 湿疹や他の皮膚発疹
乾癬 慢性蕁麻疹 橋本甲状腺炎 関節リウマチ 狼瘡
減量ができない

腹部膨満 下痢 便秘 過敏性腸症候群(IBS)
呑酸/胸焼け 過度のガス生成 便中に未消化食物

うわーお。
この記事を読み終わる頃には病気が治っているかも!?

そもそもリーキーガットとは?

参照:リーキガット症候群 トンプソン真理子著

色々な原因(以下に書きます)で腸細胞の間の結合部分(タイトジャンクションといいます。)が空いてしまう。

空いた穴から未消化のタンパク・細菌が血管内に侵入。
体の免疫が異物と判断し炎症反応が起きること。

いい例えが思いつかないけど・・

網戸に穴が空いてデケエ虫が入っちゃう状態かな。

リーキーガットの原因

  1. ストレス
  2. 食べ物

シンプルに言うとこの3つです!

①ストレス
慢性的なストレスはリーキーガットを引き起こすといわれています。
「スピーチに立たされただけでリーキーガットを引き起こした」
という論文もあり。

②食べ物
小麦・砂糖(人工甘味料)・乳製品
詳しくは小麦コーナー砂糖コーナー乳製品コーナーにて解説しています。
あとは過度なアルコール摂取

③薬
抗生物質・胃酸抑制剤・鎮痛剤・ステロイド剤・ピル
これらの薬を常用している方はご注意ください。
腸内細菌に絨毯爆撃をかましてるのと同様です。腸内細菌の減少はリーキーガットを誘発します。

リーキーガットになったらどうしたらいい?

一般的に4Rを実施する。といいます。
Remove(除去する)・ Replace(補填する)・ Reinoculate(植菌する)・Repair(再生する)。

①除去する
単純にリーキーガットの原因をやめるってことですね。
小麦・砂糖・乳製品・アルコールをとらない。
減薬・断薬(医師と要相談)
ストレス除去(いかんともしがたいですが・・・)

②補填する
消化酵素・胃酸・タンパク質の補填
まず消化不良で腸に到達するのを防いであげます。
消化酵素サプリ・胃酸の補助となる酸っぱい食べ物・胃酸や酵素の原料となるたんぱく質です。
そもそもの食べ方として「よく噛んで食べる」
噛む事で消化の大きな大きな手助けになります。

③植菌する
サプリメント・発酵食品で菌を摂取する。
注意事項としてはヨーグルトはNGです。
発酵食品ですが、カゼイン(乳製品に含まれるたんぱく質)がリーキーガットの原因になります。

④再生する
①②③を実行しつつ、
骨スープ(ボーンブロス)を摂取する。
断食(ファスティング)を実施する。

断食(ファスティング)は体の自然治癒力を高めます。
さらに、ボーンブロスファスティングは腸を癒すとされています。

まとめ

色々な本や体験談、個人的体験を基に考えると
胃腸に不快感がある場合、リーキーガットになってる可能性がありますね。
リーキーガットを検査する医療機関やキットもありますが・・・高い。

腸を治す方法、オススメは断食ですね。
様子を見ながら発酵食品やサプリメント。

そして物凄くよく嚙んで食べること。よく嚙んで食べる事は「食べる断食」とも言われます。


「牛丼を生卵ぶっかけてかっ込む」とかはやめましょうね。(美味しいけどw)