AGE~終末糖化産物 体の糖化とは?
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こんにちは!アル中でフライドポテト大好きなオジサンです。
フライドポテトは、大量のAGEを発生させる食品の一つです!
糖化は老化の原因。
砂糖の記事でも触れていますが、
アンチエイジングを語るうえで重要な「糖化」「AGE」なるべく分かりやすく解説します。
老化する原因「糖化」
糖化とは?
タンパク質と糖質が結びついて、タンパク質が劣化する事をいいます。
血液中に余分な糖分があると、体内のたんぱく質や脂質と結びついて変性させ、老化促進物質であるAGE(終末糖化産物)を作り出します。
体にAGEができやすいのは食後1時間。これは食後30分から1時間で血糖値が上がるため、その時に糖化が起こってしまうからです。過剰な精製糖質は避けましょう。
血糖値の話は糖尿病の話とも関係があります。こちらからどうぞ
AGE~終末糖化産物とは?
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茶色いパンケーキ・カリっと揚がったチキン・飴色玉ねぎetc・・・・うまいもんしかない。
糖質とタンパク質が結びついて茶色く変化します。「メイラード反応」といい、これがAGEを発生させます。
活性酸素をはるかに凌ぐ老化物質AGE
終末糖化産物という名前が示していますが、AGEが元のタンパク質と糖質に戻ることはありません。
AGEは体のタンパク質を攻撃し、その機能を低下させる働きがあります。
それすなわち老化です。
AGEが様々な慢性疾患の原因に
①動脈硬化
血管内皮細胞にAGEをキャッチする受容体が存在する為、直接血管に影響があり、動脈硬化が進みます。
②ガン
ガン細胞が発生するメカニズムはDNAのコピーエラーというのは一般的な話。
AGEがDNAを構成する「アミノ基」に蓄積します。それがDNAの修復や複製に悪影響を与えます。
③骨粗鬆症
骨のおよそ半分はコラーゲンです。あのプルプルのコラーゲン。
コラーゲンにAGEが絡みつくと、骨の強度が低下します。
また、骨を作る骨芽細胞にはAGEをキャッチする受容体があり、ミネラルの吸収を阻害します。一方でAGEは骨を壊す破骨細胞の働きを促進させてしまいます。
④白内障
水晶体の構成する組織にクリスタリンというものがあります。
クリスタリンにAGEが発生するとクリスタリンの透明性が下がります。
クリスタリンは一生入れ替わらないのでAGEは溜まる一方になります。
⑤アルツハイマー
脳に存在するアミロイドというたんぱく質にAGEが蓄積します。
そのアミロイドが繊維状に構成され、老人斑と呼ばれます。
この老人斑はアルツハイマーの典型的な症状なのです。
食事のAGEを意識しましょう
AGEの大半は消化分解され、主に腎臓から尿で排出されますが、10%ほどは分解されずに体内に溜まります。
日々の食事で意識する事も重要です。
AGEの含有量は?
主食ではパスタ・コーンフレーク・パンケーキ・ワッフルに多く含まれています。
AGEの含有量を表す単位はKU。Kiro Unitの略。
茹でたパスタ 100g 112KU
炊いたご飯 100g 9KU
トーストしたパン 30g 70KU
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肉類では特に顕著(以下90g当たりの数値)
5分間焼いたフランクフルトソーセージ 10143KU
ローストビーフ 5464KU
チキンナゲット 7764KU
対して魚介類はさほど高くありません。(以下90g当たりの数値)
スモークサーモン 515KU
25分焼いたマグロ 827KU
AGEの量は焼く・炒める・揚げるといった高温料理で爆発的に増えます。
ジャガイモ(以下100g当たりの数値)
25分茹でたもの 17KU
フライドポテト 694KU
高温で揚げるファストフード店のフライドポテト 1522KU
フライドポテトは究極アルティメット極悪AGE「アクリルアミド」を発生させます。
まとめ~AGEから体を守るには?
AGEから遠ざかるには~高温調理したもの・精製糖質を避けるといいでしょう。
ただ生活していればそうも言っていられないのが現状。そこで~
ビタミンB1とB6
B1は体内での糖化の抑制をする働きがあると言われています。
また、B6の場合だとハーバード大学で、糖尿病被験者122人にビタミンB6を大量投与した結果、血中AGE濃度が低下したとの実験結果が出ています。
そのほかの方法として、
緑茶のカテキン・アルファリポ酸・ハーブのポリフェノールもAGEの生成を防ぐと言われています。
AGEの多い食事をした際にはマルチビタミンのサプリメントも有効ですね。(摂りすぎ注意)
工夫して上手にAGEと付き合いたいですね!(フライドポテト美味しいし。グルテンフリーの味方だし。)
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