ケトン体とは?ケトジェニックダイエットの基本
体脂肪・脂質が原料となる「ケトン体」
糖質制限・ケトジェニックダイエットを行ったときにエネルギーとなるものです。
ケトン体って何?抑えておきたい基本から。
ケトン体とは?
エネルギー源のひとつです。
主なエネルギー源のブドウ糖が枯渇すると脂質エネルギーが亢進し、体脂肪や脂質が燃やされケトン体が作られます。
ブドウ糖だけがエネルギー源ではありません。
体の組織はブドウ糖が枯渇すると、肝臓で作られるケトン体をエネルギー源として利用します。
ただし、 肝臓と赤血球はケトン体を利用できないと言われています。
ケトン体の薬理効果がすごすぎる
論文等で言われているものを以下に列挙します。(スゴイ)
アンチエイジング
神経や心筋の保護
抗炎症
抗酸化作用
抗アレルギー
抗菌・抗真菌
動脈硬化の予防
認知症の改善
抗ガン作用
抗アレルギー効果
インスリン抵抗性の改善
オートファジーの活性化
糖尿病・妊娠中のケトン体
糖尿病のケトン体
血糖値が過度に高まってくると細胞に糖が取り込まれなくなり、肝臓がケトン体を作り始めます。
血糖値が高い状態でケトン体がでてしまう事を「ケトアシドーシス」といい、体が酸性に傾き昏睡状態になります。
お医者様ァがケトン体を悪者扱いするのはこれが原因です。
高血糖状態のケトン体=悪 ですが、血糖値が正常のケトン体はただの生理作用です。
妊娠中のケトン体
産婦人科医 宗田 哲男さん著書がすごく面白かったですね~。
①一般的には妊娠中のケトン体は悪
②妊娠中は普通にケトン体が出ている。
③妊娠糖尿病は糖質制限で改善するが、①の主張が医師会には蔓延している。
④糖尿病や妊婦(妊娠糖尿病)のカロリー制限という愚行。
妊娠中の血糖値の爆上りは、体が糖質を拒絶して他の栄養素を欲しがってるんじゃないのか?
という著者の仮説。実際に糖質制限(ケトジェニックダイエット)で妊娠糖尿病が改善し、自然分娩で出産された妊婦さんの手記も載っていて勉強になりました~。
妊娠糖尿病で悩んでいる方はぜひ一読してみてください。
ケトン体を出す方法
さて実際にケトン体をどうやって出すの?
①ファスティング(断食)
②カロリー制限
③ケトジェニックダイエット(糖質制限)
④MCTオイル・ココナッツオイル
⑤運動の習慣化
基本的には体から糖質を枯渇させることでケトン体が出ます。
経験則から言うとかなり極端に制限をしないと出ません。
それこそ糖質は根菜すら気を付けて制限する勢い。そこで・・・・
④MCTオイル様の摂取です!
ケトン体を出す燃え芯のような役割をしてくれます。
MCTオイルを摂取するだけで、ラーメンを食おうがケーキを食おうがケトン体は出ます!
すなわち脂肪が燃料になるって事ですね!
一人に一本MCTオイル。
まとめ&経験談
経験談
受話器オジサン、MCTオイルを摂取せずにケトジェニックダイエットをやってみた経験があります。
コツがわからず、ケトン体が出るまで3日かかりました。
ケトン体を測定していないのにケトン体が出たのが体感できた理由が2つ。
①空腹感が楽になる
厳しい糖質制限をしていると妙な空腹感があります。そして頭痛。
それがスゥっとなくなりますね。
②アルコールが入らない👈重要
ケトン体が爆上りしている最中は肝臓様がケトン体を作る作業で忙しいのでしょう。
アルコールをちょっと飲んだだけで頭痛がひどくなったので、その日は飲めませんでした。
次の日にケトジェニックダイエットを中止したら酒がウメェ酒がウメェ。
まとめ
ケトン体は様々な薬理効果がある為、重要です。
需要ですが、糖質制限を長い期間行うのは危険が伴いますので注意。
現代人はケトン体を使うスイッチがオンに入りずらい(忘れている)のも事実。
たまには断食(ファスティング)やケトジェニックダイエットで「スイッチ」を思い出してあげてください。
MCTオイルは必須ですよ!
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