エナジードリンクの効果~エナジードリンクで元気ハツラツにはならない!

毎日飲酒で元気ハツラツ。受話器オジサンです。

コンビニで気軽に購入できるエナジードリンク。
朝コレ飲まないと元気でないんだよな~。とか、夜にもうひと頑張りしたい!
とか思いながらゴクゴクしてませんか?

健康上は最悪です。今すぐやめましょう。

エナジードリンクでカフェイン中毒に?

日本中毒学会の調査結果では、2011年~15年に、カフェイン中毒で救急搬送された患者は101人。
そのうち7人が心停止を起こし、3人が死亡していました。9割以上が錠剤による中毒で、中にはエナジードリンクを一緒に飲んでいる人もいたそうです。

救急搬送されるレベルにカフェインを摂取するには、錠剤を飲んでいるケースが多いそうですが、エナジードリンクは炭酸で口当たりを良くしています。1日に何本も飲むケースもありますから注意が必要です。

カフェイン中毒の摂取量

急性中毒については一般成人の場合、1時間以内に6.5mg/kgの摂取で約半数が急性症状を発症、3時間以内に17mg/kgの摂取で全数が発症となっています。
体重60キロの成人のケースであれば1時間以内に390㎎で半数が、1020mgで全数が急性中毒になる計算です。
致死量は個人差が非常に大きく一概には言えないが、一般的には5g~10gと言われています。

エナジードリンクの代表。翼を授かる「Red Bull」には1缶あたり80㎎のカフェイン。
カラダも気分も野性になれる「Monster Energy」には1缶あたり142㎎になります。

ちなみにコーヒー1杯は80㎎。
紅茶1杯は50㎎。

カフェインそのものの量はさほどではありませんが、炭酸や香料で飲み口を良くしていますので短時間に大量に飲むのは危険です。

エナジードリンクに効果はない?

有効成分を調べてみると、

カフェイン
ビタミンB群(B2・B3・B6・B12など)
アルギニン
高麗人参エキス

などとなっています。

一見すると効果がありそうな感じにみえますが、ビタミンB群などはエナジードリンクに含まれる糖質によって消費されてしまう為、むしろマイナスでしょう。

エナジードリンクを飲んでもらう実験

健康な男女に200㎎のカフェインを含むエナジードリンクを飲んでもらう実験がされています。

認知神経学的な作業を行うと、エナジードリンクを飲むと6時間後でも元気で疲れにくいと認識していました。
しかし実際の作業効率はエナジードリンクを飲んでも飲まなくても変わらないという結果でした。

つまり・・・・元気な気分になっているだけで、パフォーマンスに変化は無いという結果。

まとめ~エナジードリンクは体に悪い!

エナジードリンクは
過剰な糖質・カフェイン・わずかな有効成分・香料・着色料・添加物
で構成されています。

👆でも書いていますが、元気な気分になっているだけでパフォーマンスに変化はありません
さらに言えば添加物や過剰な糖質が体に害を及ぼします。


エナジードリンクの糖質は角砂糖に換算すると
Red Bull 7個
Monster Energy 10個
糖尿病育成ドリンクですね。

その他砂糖の影響についてはコチラ👇

エナジードリンクより飲むべきモノ

エナジードリンクの成分の中でもカフェインの覚醒効果だけは一応認められています。
眠気を覚ましたい場合、お茶やコーヒーはカフェインを含んでいますから有効です。

疲れを感じた場合にはクエン酸・マルチビタミン・マグネシウムを摂取しましょう。

緑茶に梅干しなんて最高ですね。(渋すぎるけど。)